2018年の「六本木アートナイト」におけるメインアーティストを務めた美術家の金氏徹平による舞台作品『tower(THEATER) 』。岡田利規、青柳いづみ、オオルタイチ、和田晋侍、contact Gonzo といった美術、舞台、音楽、パフォー マンスのジャンルを超えたアーティストたちが集まってつくり出される作品は、金氏徹平の新たな彫刻作品とも言えるでしょう。
本作品は2017年10月にKYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)、2018 年 5 月の六本木アートナイトで上演され、大きな話題を呼びました。この本は、2017年10 月にKYOTO EXPERIMENT において 『tower(THEATER)』が公演された際に、出演者の一人でも ある写真家の西光祐輔によって撮影された写真を中心に構成されたものです。稽古の様子から本番の裏側まで、西光独自の視点によって撮影されています。装丁はタワーそのものを見立てたデザインになっております。
他にも金氏本人による作品解説や人間行動学者の細馬宏通による批評文が収録されております。付録のステッカー に記載されているリンクからKYOTO EXPERIMENTでの公演映像を特別にご覧いただけます。
<Information>
仕様:B5 変形 /112 頁
ステッカー付(公演映像URLとPW記載)
発行:SHUKYU+金氏徹平
写真:西光祐輔
解説:金氏徹平
批評:細馬宏通
デザイン:小池アイ子
編集:大神崇